検索

シラバス(令和5年度)

Syllabus

学部 / 看護専門領域 / 看護援助の方法

小児看護方法論演習

Practice:Child and Family Health Nursing

印刷用PDF

担当教員 千原裕香、後藤亜希、戸部浩美
実務経験 複数の教員が担当しており、全員に病院勤務経験がある。
開講年次 3年次前期 単位数 1単位 授業形態 講義・実習・討議
必修・選択 必修 時間数 30時間
学習目的・目標

目的:疾病・障害論Ⅴ・小児看護学概論・小児看護方法論 での学習内容を基盤に、模擬事例を用いたワークを通し、看護実践に重要となるアセスメント能力や問題解決能力を習得する。また、シミュレーション演習を通して、子どもを対象とした看護技術を習得する。さらに、子どもの発達に応じてわかりやすく説明する能力を習得するために、小児看護学実習の保育施設での実習で行う幼児を対象とした保健テーマに関する指導案などを作成する。
目標:1)子どもを対象とした看護技術を習得する。
2)健康障害をもつ子どもとその家族に対して、看護過程を展開し、看護を行うときの考え方・手順を理解する。また、その過程でクリティカルシンキングの能力を養う。
3)幼児を対象として保健に関する事項を分かりやすく説明するための指導案と媒体を作成する。

授業計画・内容
  回   内容
 1 子どもと家族への看護過程の展開 ガイダンス 
 2 【演習】模擬事例における看護過程の展開① 事例提示・情報の整理・身体的状態の理解
 3 【演習】模擬事例における看護過程の展開② 子どもの成長・発達と養育環境の理解
 4 【演習】模擬事例における看護過程の展開③ 子どもと家族の病気体験の理解
 5 【演習】模擬事例における看護過程の展開④ 看護計画の立案
子どもを対象とした看護技術:検査や処置を受ける子どもと家族への看護

 7-9

【シミュレーション演習】発達段階や病状に応じたフィジカルアセスメント・コミュニケーションの実践
 10 【演習】保育器内の低出生体重児のケア
 11 こども園での実習と保健指導
 12 こども園での子どもの様子と保健指導の実際
13 保健指導案に関する教員からの指導
14 保健指導のリハーサル
15 こども園実習オリエンテーション
教科書

小林京子・高橋孝雄編:新体系看護学全書 小児看護学② 健康障害をもつ小児の看護,メヂカルフレンド社

参考図書等
評価指標

1)必要な出席状況を満たすことにより評価する
2)グループワーク、演習への取り組み姿勢(20%)
3)事例展開レポート、演習に関するレポート(50%)
4)保健指導案(30%)

関連科目

疾病・障害論Ⅴ 小児看護学概論 小児看護方法論 小児看護学実習

教員から学生への
メッセージ

子どもに対する看護技術演習を行い、技を身につけて実習に臨んでください。模擬事例で看護過程の展開を行うことで、対象の身体上の問題、成長発達の状況や課題、子どもと家族の心情や体験内容を理解し、看護の必要性を考える思考過程を身につけてください。幼児を対象とした保健指導の準備を十分にできると、小児看護学実習をより充実したものにすることができます。

HOME > シラバス(令和5年度) > シラバス > 小児看護方法論演習