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シラバス(令和5年度)

Syllabus

学部 / 看護専門領域 / 看護の基本

臨床推論・臨床判断演習

Clinical reasoning / Clinical judgment Exercise

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担当教員 寺井梨恵子、南條裕子、岩佐和夫、石川倫子、田村幸恵、瀬戸清華、中嶋知世、千田明日香
実務経験 担当教員全員に臨床経験がある。
開講年次 2年次後期 単位数 1単位 授業形態 演習
必修・選択 必修 時間数 30時間
学習目的・目標

【学習目的】
看護師が患者の身体状況を的確に把握するために、臨床推論を行い、緊急度や重症度を判断し、患者の状態にあった的確な看護ケアを提供できる力を養う。この過程で、臨床判断の思考過程「気づき」「解釈する」「反応する」「リフレクション」を身につける。

【学習目標】
1. 臨床判断と臨床推論とは何かを理解し、その関係を理解できる。
2. 臨床現場で遭遇しやすい事例を通して、臨床判断過程を思考できる。
3. 臨床現場で遭遇しやすい症状の事例展開を通して、臨床推論ができる。

授業計画・内容
  回   内容
  1

1.臨床判断
1)臨床判断とは
2)臨床判断の構成概念
3)臨床判断のプロセス
4)看護過程と臨床判断の関連

  2~4

2.臨床判断の実際
1)臨床判断の思考過程「気づき」「解釈する」「反応する」「リフレクション」を臨床現場で遭遇しやすい事例で体験する

  5

3.臨床推論
1)臨床推論とは
2)臨床推論の方法          

  6~8

4.臨床看護場面で遭遇する症状における臨床推論の実際
1)発熱のある患者
2)腹痛のある患者
3)呼吸に異常のある患者 など

  9~15

5. シナリオシミュレーション演習
1)腹痛・咳嗽・発熱を主訴とした3事例
(1)シナリオ作り
(2)シナリオ練習と修正
2)シナリオの発表(演示)
3)ピア評価

教科書
参考図書等

三浦友里子、奥裕美著:臨床判断ティーチングメソッド、医学書院

評価指標

筆記試験(40%)、課題(40%)、グループ貢献度(20%)で評価する。

関連科目

解剖生理学、解剖生理学実習、人間病態学・演習、疾病・障害論、フィジカルアセスメント、看護過程論、基礎看護学実習Ⅱ

教員から学生への
メッセージ

臨床看護師の思考のように患者さんを看て気づき、解釈する。その上で実施し、自らの実践を振り返る。このような思考を一緒に身につけていきましょう。

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