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シラバス(令和5年度)

Syllabus

学部 / 看護専門領域 / 看護援助の方法

小児看護方法論

Child and Family Health Nursing

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担当教員 千原 裕香、後藤亜希、戸部浩美、瀬戸美津子(非)
実務経験 複数の教員が担当しており、全員に病院勤務経験がある。
開講年次 3年次前期 単位数 2単位 授業形態 講義
必修・選択 必修 時間数 30時間
学習目的・目標

目的:
子育て期の子どもと家族、また、健康障害や健康問題をもつ子どもとその家族を理解し、子どもの成長発達段階や健康状態、子どもと家族が置かれているさまざまな状況に合わせた援助を実践するために、親子の療養行動やセルフケア能力を促進する援助、子どものストレス緩和の援助、患児の検査・処置に伴う援助、患児のきょうだいへの援助等について学習する。
目標:
1)病気や入院が子どもとその家族に与える影響とその看護について説明できる。
2)小児期に特有の健康障害を病期別にとらえ、各病期にある子どもとその家族への看護の特徴を説明できる。

授業計画・内容
  回   内容
  1 病気や診療・入院が子どもと家族へ与える影響と看護① 入院・療養による影響
  2 病気や診療・入院が子どもと家族へ与える影響と看護② 外来看護・継続看護
  3 慢性的な疾患・障害がある子どもと家族への看護① アトピー性皮膚炎・気管支喘息
  4 慢性的な疾患・障害がある子どもと家族への看護② ネフローゼ症候群・腎疾患
  5 慢性的な疾患・障害がある子どもと家族への看護③ 1型糖尿病
  6 慢性的な疾患・障害がある子どもと家族への看護④  先天性(心)疾患
  7 慢性的な疾患・障害がある子どもと家族への看護⑤ 医療的ケアを必要とする子ども
  8 慢性的な疾患・障害がある子どもと家族への看護⑥ 小児がん
  9 終末期にある子どもと家族への看護
  10

急性期にある子どもと家族への看護① 急性症状のある子ども(子どものフィジカルアセスメントを含む)

  11 急性期にある子どもと家族への看護② 周手術期にある子ども
  12 急性期にある子どもと家族への看護③ 出生直後から集中治療が必要な子ども
  13 災害を受けた子どもと家族への看護
  14 発達に問題がある子どもとその家族への看護
  15 虐待・不適切な養育を受けている子どもと家族への看護
教科書

小林京子・高橋孝雄編:新体系看護学全書 小児看護学② 健康障害をもつ小児の看護,メヂカルフレンド社

参考図書等

疾病・障害論で使用した教科書及び資料

鴨下重彦監修:子どもの病気の地図帳、講談社、2002

医療情報科学研究所編:病気がみえるvol15小児科(メディックメディア)

評価指標

1 必要な出席状況を満たすことにより評価する
2 試験(80%)
3 予習レポート(20%)

関連科目

疾病・障害論Ⅴ(小児)、小児看護学概論、小児看護方法論演習、小児看護学実習

教員から学生への
メッセージ

子どもと家族を取り巻く今日的な課題や健康障害・健康問題をもつ子どもとその家族への看護の基本的事項について考えます。小児看護学概論などで学んだ子どもの成長・発達を想起・振り返りながら学習していきましょう。

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