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シラバス(令和4年度)

Syllabus

学部 / 人間科学領域 / 社会の理解

社会学

Sociology

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担当教員 濱 貴子(非)
実務経験
開講年次 1年次前期 単位数 2単位 授業形態 講義
必修・選択 必修 時間数 30時間
学習目的・目標

多様化や流動化、個人化が進む現代社会において、私たちはどのように他者を理解し、みずからを社会の中に位置づけ、社会とつながって生きていったらよいのでしょうか。本授業では、社会学においてこれまで蓄積されてきた知見を紹介するなかで、これまで「当たり前」のこととして経験し日常生活を送ってきた「社会」を、社会学のメガネをかけて(社会学的視点から)見直してみます。そうすることで、社会的存在としての自分や、他者、社会に対する理解を深めるとともに、社会現象を複眼的・批判的にとらえ、他者や社会とかかわっていく態度を養うことを目指します。
<目標>
①身の回りのできごとや人間の行為が社会の所産であることを理解できる。
②社会学的な視点を身につけ複眼的・批判的思考ができる。
③社会的存在としての自分に対する理解を深め、自己を反省し他者や社会への関心を持つことができる。
④社会の一員として、社会に生起する問題を発見し、自分自身とその問題との関係をとらえ、自らその問題を考えることができる。

授業計画・内容
  回   内容
  1 社会学とは――社会学はおもしろい?
  2 社会と社会学――社会学は社会のどこで生まれるか①
  3 社会と社会学――社会学は社会のどこで生まれるか②
  4 相互作用と自己――<自分らしく生きる>とはどういうことか①
  5 相互作用と自己――<自分らしく生きる>とはどういうことか②
  6 家族と親密な関係性――「フツーの家族」は普通なのか①
  7 家族と親密な関係性――「フツーの家族」は普通なのか②
  8 労働と企業組織――働くことは喜びか、苦しみか①
  9 労働と企業組織――働くことは喜びか、苦しみか②
  10 医療・保健・福祉――病いや障害は「不幸」なことなのか①
  11 医療・保健・福祉――病いや障害は「不幸」なことなのか②
  12 逸脱と社会病理――私たちはなぜ「よくないこと」をしないのか①
  13 逸脱と社会病理――私たちはなぜ「よくないこと」をしないのか②
  14 文化と宗教――宗教は所属を生むか、孤独を生むか①
  15 文化と宗教――宗教は所属を生むか、孤独を生むか②
教科書
参考図書等

奥村隆[編著]2018『はじまりの社会学――問いつづけるためのレッスン――』ミネルヴァ書房(ISBN:978-4-623-0841-7)
そのほかにも、参考図書は適宜、講義中に紹介します。

評価指標

毎回の講義後の小レポート40%、期末試験60%に基づいて評価します。

関連科目
教員から学生への
メッセージ

講義では毎回資料を配付します。
毎回講義予定箇所の予習を行い、疑問点を明らかにしておくことが望ましいです。学生のみなさんは授業を受けるにあたって予習・復習に努めてください。

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