8月23日（金）、30日（金）、9月13日（金）の3回コースで、県内の市町に勤務する就業1年未満の保健師を対象に、「基本的な保健指導の実際」に関する研修会を開催し、実15名の保健師が参加しました。
　乳児訪問や乳幼児健診の問診のデモンストレーションや講義を通して、現場ですぐに役立てられるような母子保健指導の実際を学ぶとともに、各市町の母子保健事業についての情報交換を行ったり、成人保健指導の実際や高齢者支援事業についても理解を深めました。また、先輩保健師の活動紹介を通して、今後の保健師活動を考える機会としました。
　終了後の参加者のアンケートからは、「ポイントをわかりやすく教えてもらえた」「現場で活用できる知識ばかりでとても参考になった」「市町によって健診方法が様々で興味深かった」「他市町の新人保健師との顔つなぎの機会がもてた」「地域の人が予防への意識を高められるような取り組みをしたいと改めて思った」「これからの保健師としての生き方を考えるうえでとても参考になった」等の意見が多くありました。
　全体を通して、保健師個人のスキルアップのための努力と経験の積み重ねの必要性や、同世代の保健師間のつながりや職場の他職種とのつながりを持つことの必要性を学んだ等の意見が多く聞かれ、今後の保健師業務に前向きに取組む動機づけの機会となりました。