過去のメッセージ・コラム
地域とのつながり(2012年6月)
本学は設立当初から、地域に開かれた大学という理念の基に設立されておりまして、地域の方々が利用できるようなナイター施設の整ったテニスコートやサッカー場があります。それから体育館や音響設備の整った講堂もありまして、地域の方々が頻繁に訪れてくれています。そういう中から、学生も地元の方に見守られているなあという実感が得られています。それに加えて、地元の方々が模擬患者となってくださって、看護の学習の中でも、具体的な役割を発揮してくださるという、他の大学には例のないような地域の方々とのつながりも生まれています。
これまでの活動の基に、かほく市とは包括協定を結ぶまでに至っておりますし、昨年度からは、能登町とふるさと創成のための事業をやらせていただいております。能登町との事業では、そこには教員も参加するし学生も参加するということで、大学を挙げての事業になっております。そうした活動が、地域の方々にも喜ばれるという実感を得ていると同時に、教員や学生の成長にもつながっているというふうに感じられております。
多くの先生方は、能登をはじめとする地域に大変関心を持っております。また、能登だけではなく、石川県下の地域にはさまざまな貢献をしたいと願っている教員はたくさんおります。ですので、看護と限らず、多様な側面から地域と結びついていくことができるのではないかと考えております。
学長 石垣 和子
2012年6月 学長メッセージ動画より