
人間科学領域では、専門領域の異なる教員が独自の教育・研究方法を工夫することによって地域貢献活動に取り組んでいます。
経済産業省主催「社会人基礎力育成グランプリ2010」の決勝大会が、3月5日 東京・有楽町 よみうりホールにて行われました。予選を勝ち抜いた、本学を含む8校が参加しました。日本で最も社会人基礎力が成長した学生チームを決定する為、自分たちが「どのような活動に取り組み、どのように社会人基礎力を成長させることができたか」をプレゼンテーションしてきました。
垣花ゼミの取組
社会人基礎力育成グランプリとは?
決勝大会は、まず教員が活動の概要を3分、次に学生が具体的な活動内容を14分、最後に審査委員との質疑応答が7分行われました。
私たちゼミの発表は5番目、前の4校はどれもすばらしいプレゼンテーションであり、いい緊張感を持って発表に臨みました。私たちの発表スタイルは他の大学と異なり、ステージをいっぱいに使っての会話のキャッチボール形式でプレゼンテーションを行いました。金沢弁も交えて和やかな雰囲気を作ろうという作戦でした。その結果、ゆっくりと時間は流れ、残り時間10秒を残して発表を終えました。私たち研究室が地域団体と協働して行った「交流型地域イベントを通じた地域の仲間づくりの再生」の活動を充分伝えることができたのではないか、と思いました。
審査の結果、残念ながら「社会人基礎力大賞または準大賞」には選ばれませんでしたが、「特別奨励賞 アカデミック部門」をいただくことができました。
決勝大会を通じて、各大学が企業や地域団体と一体となって学生の社会人基礎力を伸ばすためのアイディアや仕掛けを工夫されたこと、学生がそれに応えて主体的に学ぼうと努力されたことなどを学ぶことができました。今後の私たちゼミの活動に活かしたいと思います。