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シラバス(平成29年度)

Syllabus

学部 / 看護専門領域 / 看護の実践

成人看護学実習A

Adult Nursing:PracticumⅠ

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担当教員 村井 嘉子
北山 幸枝
南堀 直之
実務経験
開講年次 3年次後期 単位数 2単位 授業形態 実習
必修・選択 必修 時間数 90時間
学習目的・目標 【目標】 急性期の状況にある成人期の患者・家族を包括的に捉え、状況の変化に即した適切な看護を実践する能力を養う。 【目標】 1. 生活者として急性期の状況にある患者の身体的・精神的・社会的な特徴が理解できる。 2. 急性期の状況にある患者を理解し、援助することができる。 3. 治療・検査を受ける対象の身体的・精神的・社会的状況を理解し、援助することができる。 4. 家族・近親者の抱く不安や役割を理解し、必要な援助ができる。 5. 医療従事者間の協働の重要性について考え、各々の役割が理解できる。
授業計画・内容
内容
 

1. 周手術期、あるいは慢性疾患の急性増悪期の状況にある人を1名受け持ち、その患者を通して学ぶ。
2. 実習前、成人期特有の健康障害の急性期にある対象の概要について事前学習して臨む。
3. 受け持ち患者の看護計画を立案し、実践、評価する。
4. 実習中は定期的なカンファレンスを通して実習メンバーの受け持ち患者の看護内容について情報交換し理解を深める。
5. 実習の目的・目標に関連したテーマでカンファレンスを行う。
6. 学習内容
 1)生活者として急性期の状況にある対象の身体的・精神的・社会的な特徴の理解
 2)急性期の状況にある対象の理解
  変化しやすい状況にある身体的アセスメント、障害部位と機能障害に対する身体的・精神的苦痛、健康レベルと予後
  受容過程、社会的役割への影響
 3)治療・検査を受ける患者の理解
 4)苦痛や不安を軽減するための援助、回復を促すための援助
  援助内容の計画、評価、生活援助技術、医療器械の使用、重症集中治療室の環境整備
 5)家族・近親者に対する援助
 6)医療従事者間における協働の重要性の理解
7. 所定の受け持ち患者記録を行う

 

教科書 疾病・障害論で使用した教科書及びテキスト 成人看護方法論Ⅰ・Ⅱで提示した資料及びテキスト
参考図書等 臨床外科看護総論 青木照明他編集 医学書院 臨床外科看護各論 北島政樹他編集 医学書院 臨床外科学第11版 小柳仁監修 医学書院
評価指標 実習期間の2/3以上、出席することにより評価の対象とする。 その上で、看護ケアの提供状況と取り組み姿勢50%、対象理解と看護過程における思考の整理25%、カンファレンスでの発表、自己の振り返り等25%
関連科目 成人看護学領域で学んだ科目と直結する 成人看護学実習B 統合実習B
教員から学生への
メッセージ
対象の経過が急速かつ短期間に変化します。その時対象はどのような反応を示すのでしょう?そしてどのような援助が必要なのでしょう? 自分の観察力、洞察力、判断力を発揮し、また自分の課題とも向き合い自己成長につなげてください。

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