検索

シラバス(平成27年度)

Syllabus

博士前期課程(修士) / 共通科目 / 共通科目

データ分析方法論

Data Analysis for Nursing Research

印刷用PDF

担当教員 大木 秀一
西村 真実子
松原 勇
長谷川 昇
実務経験
開講年次 1年次後期 単位数 2単位 授業形態 講義
必修・選択 選択 時間数 30時間
学習目的・目標 学習目的: 看護研究を行なう上でのデータ処理の考え方や手法について教授する。 学習目標: 1. 量的研究における分析の考え方と主な分析手法が理解できる。 2. 質的研究の一つの方法論である「グラウンデッド・セオリー・アプローチ」の分析の考え方と手法が理解できる。
授業計画・内容
内容 授業方法 担当
1~3

主として量的研究に対する基本的な考え方と統計処理の初歩
(文献レビューの方法、既存データの活用法、量的な研究の考え方、1変数・2変数の記述統計,誤差とバイアスについて参考書に沿って講義する)

講義・演習 大木
4~6

SPSSによる統計解析1:t検定、カイ2乗検定
SPSSによる統計解析2:回帰分析、統計解析の応用

講義・演習 松原
7~8 さまざまな量的研究デザイン 講義 長谷川
9~10

質的研究の方法論に関して
オープン・コーディングⅠ
 1. データの切片化
 2. コーディング(プロパティとディメンションの抽出)

講義・演習・討論 西村
11~12

オープン・コーディングⅡ:カテゴリー化
アキシアル・コーディング

プレゼン・討論・講義・演習 西村
13~14

理論的サンプリング
セレクティブ・コーディングとストリーラインの記述

プレゼン・討論・講義・演習 西村
15

質的研究の論文の書き方(カテゴリー、プロパティ、ディメンションを使って研究結果を叙述するなど)
質的研究における信頼性・妥当性

講義・討論 西村
教科書
参考図書等 1 大木秀一:量的な看護研究のきほん、医歯薬出版、2011 2 大木秀一:文献レビューのきほん、医歯薬出版、2013 3 戈木クレイグヒル滋子:グラウンデッド・セオリー・アプローチ 理論を生みだすまで、新曜社、2006 4 戈木クレイグヒル滋子編:質的研究方法論ゼミナール-グラウンデッドセオリーアプローチを学ぶ、医学書院、2005
評価指標 授業への参加状況とプレゼンテーション(およびその資料)(100%) 各教員の講義回数に応じて配点する。
関連科目
教員から学生への
メッセージ
統計解析ソフトのSPSSを実際に使います(松原)

HOME > シラバス(平成27年度) > シラバス > データ分析方法論